『さよなら』
桜舞う季節君が僕に言った最後の言葉
涙は流れなかった
代わりに胸に穴が開いた
ぽっかりと胸に開いた穴
頭は君でいっぱいなのに
胸だけが悲しく春風を通してゆく
可笑しいよねそれでも涙は流れない
静かに舞う花びらの中辛そうに笑う君
そんな君は今までのなかで一番強く見え一番悲しく見えた
桜舞う季節僕が君に言った最後の言葉
『 さよなら素敵な思い出を ありがとう 』
あぁやっと涙が流せた
春風も全身で受け止めていた
君は笑顔で泣いていた
今までで一番綺麗に見えた君
僕の胸はトクンと高鳴った
桜舞う季節甘くてほろ苦い僕と君の最後の思い出